Skip to main content

Kotlin × Spring Boot API 開発ガイド

このガイドについて​

Kotlin と Spring Boot で、JSON を返す API サーバーを作るための全 29 章のガイドです。Kotlin を書いたことがない人が、このガイドだけで言語を身につけ、注文 API を本番で運用できる形まで作れることを目指します。

前半と後半で扱うものが違います。第 1 部の 6 章は Kotlin の入門で、Spring Boot は出てきません。型と null 安全から、クラス、コレクションとジェネリクス、例外までを順に扱います。第 2 部からは Spring Boot を使い、EC サイトの注文システムを 1 つ育てながら、入力の検証、エラーレスポンス、認証、トランザクション、非同期処理、運用へと進みます。

このガイドの特徴
  • Kotlin の入門から始める: 第 1 部で Kotlin の言語仕様をひととおり扱います。Kotlin と Java の経験は要りません
  • 一貫した題材: 注文・注文明細・商品・在庫からなる EC サイトの注文システムを、第 2 部から最後まで育てます
  • 動かして確かめたコード: 第 1 部のコード例は、サンプルリポジトリのテストで実行し、記事に載せた実行結果と一致することを確かめています
  • 本番で効く注意点: 第 2 部から、各章の本文の後にその機能を本番で使うときの注意点を置きます
  • 版: Spring Boot 4.1、Kotlin 2.3、Java 25 を対象とします

ガイドの構造​

章立て​

ガイドは 5 部構成です。第 1 部から順に公開しており、未公開の章は「執筆中」と書いています。

第 1 部 Kotlin 入門​

章扱うこと
01 はじめにこのガイドで作る注文 API の全体像。JDK・IntelliJ IDEA・サンプルリポジトリの用意
02 Kotlin の基本val と var、基本型、null 安全、等価性、式としての if・when・try、範囲とループ
03 関数とラムダ名前付き引数、高階関数とラムダ、関数参照、拡張関数、スコープ関数、inline
04 クラスとオブジェクトプロパティ、継承と interface、data class、value class、enum、sealed、object、委譲
05 コレクションとジェネリクス読み取り専用と可変のコレクション、List・Set・Map の操作、Sequence、変位、reified
06 例外と失敗の表し方require・check・error、runCatching と Result、sealed で失敗を型にする

第 2 部 Spring Boot の基礎​

章扱うこと
07 Spring Boot の骨格執筆中
08 テーブル設計とマイグレーション執筆中
09 Spring Data JDBC で読み書きする執筆中
10 ルーティングと最初のエンドポイント執筆中
11 入力の検証執筆中
12 サービス層と DI執筆中
13 レスポンスの形執筆中
14 一覧 API執筆中
15 エラーレスポンス執筆中
16 テスト執筆中

第 3 部 認証と認可​

章扱うこと
17 認証執筆中
18 認可執筆中
19 フィルタ・レート制限・CORS執筆中

第 4 部 整合性と非同期​

章扱うこと
20 トランザクションと並行性執筆中
21 イベント執筆中
22 非同期処理執筆中
23 非同期処理を本番で動かす執筆中
24 コルーチンで並行に呼ぶ執筆中
25 キャッシュ執筆中

第 5 部 運用​

章扱うこと
26 ファイルの保存と配信執筆中
27 定期処理執筆中
28 ログ・監視・デプロイ執筆中
29 おわりに執筆中

対象読者​

  • 何らかの言語でプログラミングをしたことがあり、Kotlin と Spring Boot は初めての人
  • Kotlin で API サーバーを書くことになり、言語と Spring Boot を一度に身につけたい人
  • Spring Boot のチュートリアルは終えたが、本番で何に気をつければよいか分からない人

前提知識​

必須度知識補足
必須何らかの言語で、変数・条件分岐・繰り返し・関数を書いたことがある全章
必須ターミナルの基本操作第 1 章でコマンドからテストを動かします
推奨Git でリポジトリを clone できる第 1 章でサンプルリポジトリを取得します
推奨SQL の SELECT / INSERT / UPDATE が読める第 2 部。書けなくてかまいません
推奨HTTP の GET / POST と JSON を聞いたことがある第 2 部
不要Kotlin・Java・Spring の経験本ガイドで基礎から解説します

推奨される読み方​

  • Kotlin が初めて: 第 1 章から順に読み、コード例をサンプルリポジトリで動かしながら進めてください。動かし方は第 1 章にあります
  • Kotlin は書ける: 第 1 部は章立て表の「扱うこと」を見て、知らない項目の節だけを読み、第 2 部から本格的に始めてください
  • 辞書的に使いたい: 上の章立て表から該当する章を直接開いてください

関連ガイド​


それでは はじめに から始めましょう。