Laravel × DDD × クリーンアーキテクチャ実践入門
このガイドについて
Vue/React など SPA 開発経験者 を対象に、Laravel を使ったドメイン駆動設計 (DDD) とクリーンアーキテクチャをステップバイステップで学ぶ全 20 章のガイドです。Laravel の基礎から始め、DDD の理論、クリーンアーキテクチャの実装、運用品質、総合実践までを連続した流れで身につけます。
このガイドの特徴
- 段階的: Laravel 基礎 → DDD 理論 → アーキテクチャ実装 → 運用テクニック → 総合実践の順で学べる
- Laravel 未経験でも OK: 第 2 章で Laravel API 開発の基礎を解説してから DDD に進む
- 一貫した題材: EC サイトの注文システムを題材に、各概念が実装に落ちる過程を追える
- モダン PHP 前提: PHP 8.2 以上 (readonly / enum / コンストラクタプロモーション) と Laravel 11 以上を対象
ガイドの構造
学習の流れ
ガイドは 5 部構成で、Laravel の基礎から DDD の実践まで段階的に学べます。
| 部 | テーマ | 章 | 概要 |
|---|---|---|---|
| 導入 | Laravel の基礎 | 1-2 | はじめに / Laravel API 開発の基礎 |
| DDD の理論 | 戦術的設計 | 3-9 | なぜ DDD か / 基本概念 / 値オブジェクト / エンティティ / 集約 / ドメインサービス / ドメインイベント |
| クリーンアーキテクチャと Laravel | 層の実装 | 10-14 | アーキテクチャ全体像 / ユースケース層 / プレゼンテーション層 / リポジトリパターン / テーブル設計 |
| 実践テクニック | 運用品質 | 15-18 | トランザクション管理 / エラーハンドリング / テスト戦略 / 認証・認可 |
| 総合実践 | まとめ | 19-20 | 注文システムの実装 / まとめと次のステップ |
対象読者
- Vue/React など SPA 開発経験があり、バックエンド API 開発を学びたいフロントエンドエンジニア
- Laravel 未経験でも、PHP の基本文法がわかる方
- 「Fat Controller」「Fat Model」の問題を感じている方
- ビジネスロジックをどこに書くべきか迷っている方
- より保守性の高いコードを書きたい方
前提知識
| 必須度 | 知識 |
|---|---|
| 必須 | PHP の基本文法 (クラス、インターフェース) |
| 必須 | データベースの基本 (テーブル、リレーション) |
| 必須 | API の基本概念 (HTTP メソッド、JSON) |
| 推奨 | オブジェクト指向の基本概念 (カプセル化、継承、ポリモーフィズム) |
| 不要 | Laravel の経験 (本ガイドで基礎から解説) |
推奨される読み方
- 初学者: 上から順番に読み、各章のコードを実際に動かしながら進める
- Laravel 経験あり: 第 2 章を流し読みし、第 3 章「なぜ DDD か」から本格的に始める
- 辞書的に使いたい: 上の表から該当する章を直接開く
それでは はじめに から始めましょう。